療養温泉突撃取材

香川県南部/平賀源内ゆかりの仙境 
美霞洞(みかど)温泉
2003/08/12

 香川県南部、徳島県との県境、国道438号線沿いに仙境と呼ぶにふさわしい地。土器川の上流、明神川沿いの岩層荒々しい形相を呈している美霞洞渓谷は、「讃岐十景」と呼ばれるほどの渓谷美を形成している。修験場にふさわしい仙が嶽、真っ二つに割れた夫婦岩、仙人が通ったといわれる仙通橋などの伝承が残されている。


 かつて、江戸の発明王・平賀源内が宝暦12年(1762年)に湯島で開かれた二十五回薬品会において「火傷に塗って直すこと神の如し・・・」とこの水を出品し、紹介した記録が残る。美霞洞はかつてこの地方は、三角と言われたことから、変化したらしい。
 2003年8月12日香川県の温泉巡りをして、徳島おけさ会館から徳島道で移動し、美馬インターで降り、国道438号線を8キロ北上し、トンネルを3箇所抜けたところ。
 20年以上前、川原のもっと下流に小屋の無い五右衛門風呂を沸かして、療養の湯として使われていた。その後琴南町が昭和51年に毎分90gの湯が出たことを機に、「みかど温泉」として営業を始めた。平成9年に第三セクターに変わり、平成13年にさらに源泉を得てリニューアルオープンした。


 1階の玄関を入ると右手にフロント、左は売店、奥に男女別の大浴場になる。食堂は3階で我らの部屋は4階になる。和室16部屋があり、6畳・8畳.10畳・12畳と部屋タイプが異なる。2人部屋は6畳間に床の間、応接セットに洗面所、トイレは全室ウオッシュレットトイレをそろえている。

 大浴場は石造りで、渓谷側に一枚ガラス戸で、緑いっぱいの渓谷が眼前に広がる。湯船は2.5m×4.5mと収容にしては十分な広さで、ジェットバスや気泡浴もでき、サウナもある。温泉は源泉17.8度の単純硫化水素泉で、白濁色の柔らかい湯で肌がつるつるする。源泉の加熱で、入浴時間は午前6時から午後10時までで、休止している間に毎日清掃をしている。効能は、神経痛、筋肉痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、打ち身、くじき、慢性消化器病、慢性婦人病、切り傷、糖尿病等。

 フロントの上地真智子さんに「目立った効能はありますか?」と聞くと「肩こりや足の痛みによく効くようです。整形外科に行っても直らない痛みが、ここの湯で和らぐという話は珍しくありません。私も立ち仕事なので、腰痛で痛いときに2〜3日入浴すると痛みが取れます。軽いアトピーにも効果があるようです」

 夕食は3階の食堂で用意される。まず塩辛と甘海老の漬物で地酒を一杯。海老・シシトウ・茄子・キスの温かい天ぷら、煮物、海老・しんじょうの湯葉巻き、鮎の塩焼き、はも・胡瓜の酢の物、鯛・鮪のお造り、茶碗蒸し、手延べソーメン、デザートにスイカ。6,500円でこの料理とは、驚きの唸り声・・・。

翌日朝、散歩に出かける。300m南西に道の駅ことなみ・エピアみかどがあるが、反対の明神川下流への遊歩道をいく。途中遊歩道の足元に9体の光背地蔵が並ぶ。江戸時代慶応3年下総横曽根、文久2年高野山などの銘が残る。

泉質 源泉17.8度の単純硫化水素泉で、白濁色の柔らかい湯で肌がつるつるする
   
効能 
神経痛、筋肉痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、打ち身、くじき、慢性消化器病、慢性婦人病、切り傷、糖尿病等。


 宿泊予約は下記に
 連絡先 〒766-0203 香川県仲多度郡琴南町川東2336-25
     電話番号 0877-84-2211 
     ファックス 0877-84-2213

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