療養温泉突撃取材!
長野県小諸・標高2,000m雲上の温泉
高 峰 温 泉
マツノヒデマサ 2005.4.28取材
 


  



 2005年4月28日快晴、金森達画伯と浅間山西、小諸北にある湯ノ丸・高峰高原に向かう。上信越自動車道小諸インターを午後2時頃に降り、浅間サンライン、チェリーパークラインを車で登る。途中、浅間山登山口・浅間山荘・天狗温泉の看板に導かれ、天狗温泉に入浴してから、まだ残雪のある山頂へ。宿の玄関に着くと、従業員が迎えに出て、荷物を持ってくれる。

木造吹き抜けの玄関
 木造吹き抜けの玄関・ロビーは明るく、館内随所にランプが飾られている。湯船の檜造り以外は、壁・天井・柱には唐松材が使用されている。
 2階の食事処「雲表」の分厚いテーブル・椅子は、やはり唐松材で、若旦那・4代目後藤英男氏が自ら製作に携わったという。

 ロビーと休憩処には、鉄瓶で沸かした「どくだみ笹茶」が用意されている。そこかしこに木造りの温かい温もりが感じられる。

 高峰温泉は、後藤家4代に支えられた温泉である。


 明治38年諏訪市漁商・後藤音吉氏(初代)が標高1650m地点で温泉発掘を始めるが、二代目一美氏に引き継がれ、昭和29年にボーリングに成功するまで、実に約50年の歳月がたっている。地下135mから42度の源泉を得るが、地表で29.2度の温泉湧出に成功。昭和31年(1956年)に3代目克己氏により、旅館業開始するが、昭和53年(1978年)に火災で全焼する。昭和58年(1983年)に現在の標高2000m地点に12部屋で営業を再開する。平成6年(1994年)12月に雲上の湯「ランプの湯」だけを昔のまま残しリニューアルして、今日に至る。

2階の男女別展望風呂 

「源泉 命の水」
 温泉はカルシウム・ナトリウム・マグネシウムー炭酸水素塩泉で、糖尿病、アトピー、肝臓病、痛風に効くといい、昔から湯治客が多かった。今でも二階の飲泉所「源泉 命の水」には、空きペットボトルが用意され、「持ち帰りのお客様はお使いください」と書かれている。お部屋に用意される案内書「高峰温泉のより有効な入り方」にも病状ごとの入浴・飲泉の仕方を紹介している。

雲上の湯「らんぷの湯」
 1階の「ランプの湯」は源泉の冷泉湯船と源泉を加熱した浴槽が檜板で仕切られテいる。交互に入ると新陳代謝を促し、効果があるとの表示どおりに入る。余りにも冷たく「うっと」呻きつつ、26度の冷感に耐える。何度も繰り返すとすぐに慣れて爽快感となる。軽い硫黄臭が湯治湯の気分を掻きたてるが、何といっても窓外の強風に揺れる唐松林の景観が見事だ。木製湯船の年輪を刻んだ彫の深さに湯宿を支える先人の苦労を思う。源泉湧出口は、無色透明だが、過熱すると薄乳白色に変わる。塩素は投入していない。2階の男女別展望風呂も温度差のある2つの湯船がある。

 
 夕食は、2階の食事処で用意された。ここは180度展望のガラス張りで見晴らしが素晴らしい。午後に片隅で読書をしていた愛知県出身の従業員の横山さんらが料理を運んでくれる。自家製の花梨酒から始まり、地元の山菜や佐久鯉をふんだんに使った珍味が楽しめる。鯉の三つ葉すのた、わらび胡桃和え、馬刺し、川ます桜蒸し、新じゃがの炊き合わせ、タラの芽やたんぽぽ葉・ふきのとうなどの山菜天ぷらなど。鯉の照焼きは私も初めてで、身がしまってコクのある味で美味。お酒は佐久古屋酒造店のコクのある辛口「高峰温泉」をいただく。

夕食は食事処で

金森達画伯と
 夕食後、8時30分から星空観察会が開かれ、その後ご五平餅が振舞われるというので楽しみにしていたが、酒に飲まれて寝過ごしてしまった。冬季間にクロスカントリーやスノーシュ(洋式かんじき)を無料を貸与しており、従業員が指導してくれる。4代目若旦那の後藤英男氏は「うちには、オフはありません。

スノーシュ

4代目後藤英男氏
 登山、ハイキング、星空観測、野鳥観察、クロカンなどいつでも楽しめます」冬季間(11月下旬から4月中旬)車坂峠から高峰温泉間は、バスが不通となるので、雪上車での送迎となる。

 お部屋は、バス・トイレ無し8畳和室中心の23室で、清潔で真新しい客室。部屋の名前は野鳥や山、高山植物名が付けられていて、いかにも、大自然や静かな山好きの好む宿らしい。従業員誰もが、気さくで親切、山菜料理が美味しいとの評判で、「山菜天ぷらが楽しみできました。4年前からのリピーターよ」と埼玉から来た母子2人連れも話す。(2005.4.30マツノヒデマサ)

 

お部屋は 


施  設 和室23室(バス・トイレ無し)
浴  場 男女別大浴場各2、源泉浴槽あり、塩素投入なし、飲泉所1
泉  質 カルシウム・ナトリウム・マグネシウムー炭酸水素塩泉
効  能 
  浴用:創傷、火傷、慢性皮膚病、リウマチ、痛風、動脈硬化症、高血圧症。
  飲用:糖尿病、痛風、慢性消化器病疾患、じんましん、慢性便秘など

 宿泊料金  平日・土曜・休前日同料金 
      2名様 12,000円から14,000円(税込・入湯料別) 
      3名様 11,000円から13,000円(税込・入湯料別)
      4名様 10,000円から12,000円(税込・入湯料別)
      子供料金(小学生)は、8,500円(税込)
      幼児料金は、7,500円(税込)
  ※ 冬季は1部屋に付、暖房費1,050円かかります。

アクセス
  車で:上信越自動車道小諸インターで降り、浅間サンライン、チェリーパークライン、
     車坂峠を経て高峰温泉
  電車:長野新幹線佐久平駅から「高峰温泉行」JRバス60分。
     しなの鉄道・小諸駅{高峰高原行}JRバス45分。


宿泊予約は直接に 直接予約
住  所 〒384-0041 長野県小諸市高峰高原 高峰温泉 
 問合 電話番号 0267−25−2000
 
 

温泉宿100選 MAP

中山道を歩く 東海道五十三次を歩く旅旧青梅街道を歩く 話題の書籍を販売 
温泉マニアショップ  ホットニュース 
温泉水サーチ  飲む温泉水オンラインショップ 



会社案内 営業案内
Copyright (C) 2004 A Spa Service All Rights Reserved